委任契約書の見方

委任された契約内容(債務整理事件の内容)の見方をご確認いただけます。

委任契約書の見方


委任契約書(基本)1枚目

債務整理の処理方法(任意整理・個人再生手続・自己破産)の基本契約書の説明です。


 

ご依頼される方の氏名を記載します。


委任契約の範囲を記載しています。債務整理(任意整理・個人再生手続・自己破産)のうちどの手続きで進めるのかを記載しています。


着手金・報酬金・実費を記載しています。


着手金・報酬金・実費のお支払時期を記載しています。


委任契約を処理するために、ご依頼者様に協力いただく内容を記載しています。

弁護士に対して事情聴取に協力したりすることです。


委任契約の処理をする上で、弁護士が適当と判断する手続きを進めるということを記載しています。

弁護士が本訴・和解・調停・直接交渉等を選択して処理を進めていきます。


委任契約の約束事の記載をしています。

辞任(契約不履行等)・解任について記載しています。


債務整理が中途終了した場合の着手金・報酬金について記載しています。

弁護士の辞任・ご依頼者様からの解任の手続きがあった場合の清算について着手金は返還いたしません。報酬金は成果割合となります。


債務整理が目的を達成または中途解除により終了したときの清算について記載しています。

弁護士が預かっていた一切の物を、この時点で返還します


特記事項の記載をしています。

ご依頼者様が、ご依頼された債務整理の処理の手続き上、お気づきになられたことや参考になることは、直ちに費用やメモとともに弁護士に報告することの記載があります。


委任契約日、ご依頼者様のご住所と氏名、押印をしていただくスペースです。

契約書「実行金契約内容」2枚目

毎月のご入金いただく金額(実行金)とお振込みいただく日(実行日)の説明です。

ご契約として毎月当所にご入金いただく金額(実行金)と毎月ご入金いただく日(実行日)を記載しています。ご契約者さま(ご依頼者さま)の「早く債務整理を卒業したい」をカタチにするための設定内容です。

初めての債務整理の方の場合は、毎月の実行金が2ヶ月連続して順調に入金された場合は、任意整理であれば和解交渉に入り処理を進めていきます。債務整理のやり直しの場合は、3ヶ月間の実行金のご入金状況により、債務整理の処理方針を確定しています。


実行日が休日の場合の入金日について記載しています。

返済原資となる実行金を確保する目的でお給料日に優先して実行金のご入金をお願いします。実行日はお給料日の翌日に設定してありますので、実行日が休日にあたる場合は前営業日にご入金をお願いします。


賞与月の賞与実行金と賞与実行日の設定内容を記載しています。


実行金の振込先を記載しています。


ご契約者さま(ご依頼者さま)のご署名・お捺印のスペースです。


契約書「念書」(大事なお約束)3枚目

実行日・実行金と同じくらい大事なお約束(ご契約)です。

ご相談されたときの債務件数・債務総額の記載です。

毎月のご入金の金額(実行金)は、ご依頼された方が弁護士に頼してご相談された借金(債)の金額及び件数を基礎に計算されています。そのため債務の件数や金額に間違いがあると実行金を見直す必要があるため、ご確認をいただいております。


ご相談されたときに、債務について申告漏れがあった場合は、速やかにお申し出ください。

市民税や県民税などの公租や自動車ローンなどは債務として認識してないことがあります。債務整理に含めるのかどうかは、ご依頼者様のご意見を尊重しますが、弁護士にアドバイスに従ってください。


毎月のご契約金額(実行金)が、困難になった場合は、速やかに弁護士にご相談ください。

生活状況(生活収支表)のご申告と併せて、理由をお伺いします。そのうえで実行金の変更(または債務整理の処理方法の変更)を致します。


実行日に実行金を入金できないときは、速やかにご連絡をお願いします。


弁護士からの文書のご通知などで、ご依頼者さまが債務整理をされていることをご家族に知られた場合は、責任を負いません。

文書の送付は、予めご依頼者さまにご連絡の上ご郵送いたします。


ご署名・お捺印のスペースです。


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